ヒストリア(歴史のネタ)

まさかまさか自分がblogを始めるとは・・・(苦笑)。 授業に使えそうな「歴史のネタ」を中心に書いていこうと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画『300』とテルモピュレーの戦い.

映画『300<スリーハンドレッド>』90点(100点満点中)
超映画批評より http://movie.maeda-y.com/

紀元前480年、覇権国家ペルシア帝国はギリシャのいち都市国家スパルタを服従させるべく、使いを出した。しかし、スパルタのレオニダス王(ジェラルド・バトラー)はこれを拒否。迫りくるペルシアの大軍勢100万を、手勢わずか300で迎え撃つ覚悟を決める。
「シン・シティ」のフランク・ミラーによる劇画が原作というだけあり、一般的な歴史ものとはまったく異なる。徹底したエンタテイメント志向の作品で、歴史考証はあくまで二の次三の次。面白さのために躊躇なく史実のほうを変えている。
だが、中途半端に近い過去じゃないから(なにせ2500年も前だ)、こうした大胆なアレンジも意外にすんなり受け入れられる。なによりこの映画、映像も役者もこの上なく美しい。たとえば剣と槍と弓矢による戦闘シーンなど、首は飛ぶわ血は出るわの残酷スプラッターそのものだが、意外にも気持ち悪さは感じない。ほとんど全場面に加えられたエフェクトと、優れたデザインによる美術のおかげか、まるで一流の絵画を見ているようだ。
ザック・スナイダー監督はなかなかセンスがいいようで、大軍勢同士の戦いを描く際にやりがちな間違いを上手に避けている。
たとえば、大軍同士の激突を一画面に入れこむ構図に頼っていない(人の目が同時に認識できる数はそれほど多くないので、こうした場面はスクリーンで見るとただゴチャゴチャしているようにしか見えず、意外に迫力を感じない)。
そしてもうひとつは、常に被写体から適度な距離を保っているということだ(動いている被写体に寄ってさらにカメラを動かしてしまうと、スピード感は出るが何をしているかがわからない)。
その代わり彼がやったのは、(100万vs.300 を描くのではなく)1vs.1×300 という演出であった。あくまで一人対一人の戦いを、適度な距離を持って写すことで、役者の表情をはっきりと捉える。さらにスローモーションを多用することで、一瞬の立会いにどんな高度な技が繰り出されているのかを観客にしっかりと見せた。
これにより、観客はスパルタの英雄一人一人の顔をしっかりと認識することが出来、同時に深い感情移入を行うことが出来る。360度を常に意識させるカメラワークにより、まるで自分が300人の仲間と共に戦っている疑似体験をさせてくれるというわけだ。
外国映画は登場人物の名前も顔も覚えないうちに終わってしまう、という人も少なくないだろうが、『300』に関しては、その心配は無用だ。
こうした戦闘シークエンスは、まるでバレエダンサーによる舞踏のごとき人体の美を感じさせる。スパルタ兵は本当は史実では重装歩兵なのだが、あえて上半身裸の軽装にデザインしたアイデアも、私は全面的に支持したい。
明らかに勝ち目のない戦いになぜスパルタの男たちは出て行くのか。その理由も説得力を持って描いてある。ラストシーンでそれはわかるようになっている。この300人の決死隊の意思は、まさに旧日本軍の特攻隊そのものだ。
「自由のために悪を蹴散らす」とか、そういうアメリカ人好みの単純な味付けの方ははっきり言ってどうでもいい。私は「死を前提にした(一見理不尽な)作戦の論理性」をきっちり描いた点をこそ高く評価する。
とはいえ、このスパルタ兵たちの強さといったらない。まるで座頭市が300人いるような圧倒的な強さで、しかも全員が完璧な隊列と連携によるチームワークで戦う。士気も練度もすこぶる高く、圧倒的な大軍を前にしてまったくひるまず、真正面から蹴散らしていく。見ていてとにかく熱くなれる。
これに対し完全な悪役であるペルシア軍は、身長数メートルはあろうかというドーピング人間や不死身の忍者軍団など、ほとんどファンタジーのような奇手、新兵器を繰り出して対抗する。
私はこのすこぶる面白い歴史アクションを、若い男性におすすめしたい。男たるもの、どんな逆境であっても肉体ひとつで道を切り開かねばならない。そんな情熱にあふれた、とにかく熱い一本だ。

☆テルモピュレーの戦い
アケメネス朝ペルシアのクセルクセスは2年かけて対ギリシア作戦を練り上げ、いよいよギリシアに攻め込む。(前480年)
これをスパルタ王レオニダスはギリシア連合軍を率いて、テルモピュレー陸挟で交戦する。
テルモピュレーは山と海に囲まれた天然の要塞で、地の利を生かし、レオニダスは数で勝るペルシャ相手に互角の戦いを進めていた。しかし、内通者が出てペルシャ軍に挟撃されると、レオニダスは兵を撤退させるため、わずか300名のスパルタ兵を残し退路を切り開こうとする。
「剣のあるものは剣で。剣の折れた者は素手で最後までたたかった」と歴史家のヘロドトスがつづったように、スパルタ兵300名はレオニダス以下最後の一人まで勇敢に戦い、ギリシア軍を撤退させた。
この戦争は、スパルタにとって美談となり、スパルタ軍はますます精強になっていく。

☆スパルタ王レオニダス
紀元前480年、ペルシャ戦争でスパルタの重装歩兵300名を率いてテルモピレーの戦いでクセルクセス1世の大軍を手こずらせ自ら戦死し部下も玉砕した。
その奮戦によってアテナイは時間を稼ぎサラミス沖の海戦でペルシャ海軍に勝利することが出来た。レオニダスは古代ギリシアの英雄として今も語り継がれている。

☆スパルタ兵が強かった理由
スパルタでは、他のポリスと違って、奴隷の数が市民の数より多かった。スパルタは市民より勝る奴隷を統治するために、男性市民全員を兵士にし、幼少の頃から30歳くらいまで厳しい訓練をかしてギリシアで最も屈強な軍隊をつくりあげ、スパルタを統治した。この厳しい訓練のことを今日でもスパルタというほど、厳しい訓練であったという。
歴史ファンの大航海時代http://dolmeke.blog11.fc2.com/blog-entry-77.html
スポンサーサイト

コメントの投稿

URL
コメント
パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://historia1492.blog98.fc2.com/tb.php/64-d70790c2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。