ヒストリア(歴史のネタ)

まさかまさか自分がblogを始めるとは・・・(苦笑)。 授業に使えそうな「歴史のネタ」を中心に書いていこうと思います。

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汗血馬の血を引くサラブレッド.txt

張騫の情報に、中央アジアの大宛国に汗血馬という名馬を産するというものがあった。匈奴の騎兵部隊と互角に戦うために優秀な馬が欲しい。そう考えた武帝は、汗血馬を入手するために、李広利将軍に大宛遠征を命じた。6万の兵を率いて出発した李広利軍は、わずかに1万に減ってしまったが、3千頭の汗血馬を連れていた。武帝はこれを繁殖させ、対匈奴戦争に利用したのであろう。
大宛の汗血馬は、のちに西アジアで品種改良されアラブ馬になり、さらにイギリスで在来種と交配されてサラブレッドとなった。武帝が汗血馬を喉から手が出るほど欲しがったのも頷ける。
引用:「よくわかる高校世界史の基本と流れ」浅野典夫氏

★汗血馬(かんけつば)
中国の歴史上で名馬といわれた馬の種類。「血のような汗を流して走る馬」という意味で「汗血馬」と呼ばれる。
前漢の武帝時代に、西域への大旅行をした張騫の報告により、大宛(フェルガナ)にこの名馬が産することを知り、外交交渉でこれを手に入れようとしたが、決裂したので遠征軍を送り、これを得た。武帝は汗血馬を得た喜びのあまり「西極天馬の歌」を作らせて「天馬」と汗血馬のことを褒め称えた。甘粛省武威市の雷祖廟雷台漢墓から出た有名な馬の銅像・「馬踏飛燕」(ばとうひえん)はこの馬をモデルにしたと言われる。
汗血馬は一日に千里(約500km)を走ると言われている。もちろんこれは誇張であろうが、現存するアカール・テケ(アハルテケとも)という品種は4152kmを84日間で走破したという記録が残っており、この馬は汗血馬の子孫ではないかと言われていている。
『三国志演義』に登場する名馬・赤兎馬はこの汗血馬をイメージしたのではないかと思われる。

☆サラブレッド Thoroughbred
イギリスで交配されてつくられたウマの品種。現在は大部分が競馬用につかわれている。サラブレッドの起源は、1689~1724年にかけてイギリスに輸入された中東産のアラブ種や北アフリカ産のバーバリー種の牡馬(ぼば)を、在来種の牝馬(ひんば)と交配させたことにはじまる。もともとは狩猟用の馬を改良するためにかけあわされたが、改良の過程で馬の能力を確認するためにおこなった競馬競走がしだいにサラブレッド生産の主目的となっていった。1780年にイギリスの貴族、第12代ダービー卿スタンリーが創設した3歳サラブレッドによるダービーは、その代表的なレースである。
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