ヒストリア(歴史のネタ)

まさかまさか自分がblogを始めるとは・・・(苦笑)。 授業に使えそうな「歴史のネタ」を中心に書いていこうと思います。

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映画「レンブラントの夜警」.txt

①~莫大な富と名声・敏腕な妻・待望の男子誕生~
1641年、市民が社会を動かすほどの力を持つ共和国オランダ。その中でも西洋で最も豊かな都市であるアムステルダムの邸宅に暮らすレンブラント(マーティン・フリーマン)は、35歳にして人生の絶頂期にいた。一流の肖像画家としての名声がヨーロッパ中に響きわたり、何人もの弟子たちと共に広々としたアトリエで次々と舞い込む仕事をこなしていた。
妻のサスキア(エヴァ・バーシッスル)は、8年間にわたってレンブラントの画商をしていたヘンドリック・アイレンブルグの姪で、今では伯父に代わって優秀なパートナーとして、着々と富を築いている。ビジネスがらみで始まった結婚だったために、レンブラントは2人の愛は本物かと自問することもあったが、夫婦仲は円満だった。サスキアは待望の男子を出産、レンブラントの栄華には一片の翳りもなかった。この時までは……。
②転落への第一歩 ~市警団の肖像画・もみ消された殺人・告発の決意~
1642年、アムステルダムの市警団から集団肖像画を依頼されるが、レンブラントは乗り気ではなかった。モデルたちが列に並んでいるか、テーブルを囲んでいるというのが集団肖像画のお約束だが、レンブラントは「ただ顔を並べて描くのはまっぴら」と言うのだ。しかし、産後の体調がすぐれないサスキアに、息子のためにもっと富を蓄えたいと言われ、レンブラントはいやいやながら承諾する。
注文主の人となりを画家がよく理解してから肖像画を描いたこの時代、レンブラントは特にその才能に長けていた。注文主の隠された一面を暴き出し、訴訟騒ぎを起こしたこともあった。レンブラントはまず、軍曹のロンバウト・ケンプの身辺に踏み込み、汚らわしい罪の臭いを嗅ぎつける。彼の表の顔は孤児院の院長だったが、裏では子供たちに売春させ、養女にしたマリッケとマリタの姉妹には自らが虐待を加えていたのだ。
ある日、隊長のハッセルブルグが右目を撃たれて死んだという報せが入る。訓練中の事故だと発表され、発砲命令を下した副隊長のエグレモントは逃亡、リッペンダムの領主バニング・コックが次期隊長に就任した。さらにバニング・コックは、同性愛の相手だと噂のあるウィレムを副隊長に任命する。英国のメアリー・スチュアート王女のアムステルダム来訪を控えた今、隊長として護衛の任務にあたれば、栄誉と利益が待っている。一連の動きに陰謀を感じたレンブラントは心を決める。市民を守るどころか、金と欲望のためには殺人も恐れず、弱者を踏み台にする権力者たちを許すわけにはいかない。世の中のために自分にできることは、絵筆で彼らの罪を“告発”することだ──創作意欲に満ち溢れたレンブラントは、まさかそれが転落の第1歩だとは思いもしなかった。
③破滅への道 ~殺人事件の真相・妻の死・肖像画完成~
殺人事件の真相を究明しなければ、この絵は完成できない。もはやレンブラントは画家であり、探偵だった。どうやら訓練をサボって酒を飲んでいたエグレモントは、責任を押し付けられたらしい。発砲命令を下したのは、誰なのか? 発砲したのは隊員ではなく射撃練習に来ていたホラティオで、彼はケンプの孤児院にいる少年だった。マリタと愛し合っていて、怒ったケンプがマリタに熱湯をかけて二目と見られぬ顔にしたという、訳ありの少年だ。調べれば調べるほど、市警団はスキャンダルの宝庫だった。
1絵がほぼ仕上がったと聞いたサスキアは、「これで死ねるわ」と呟く。彼女は自分の命は長くないと知っていた。レンブラントは、陰謀と不正を随所に巧妙に描き込んでいたが、殺人事件の真相を描くためには、どうしてもエグレモントのスケッチが必要だった。エグレモントを探し出したレンブラントは、彼の口から“真実”を聞く……。
たどり着いた真相に浮き立つレンブラントを待っていたのは、サスキアの死だった。「俺を置いていくのか、今すぐ戻って来い!」妻が死んで初めて深い愛に気づいたレンブラントは、涙にかきくれる。無断で肖像画を見た伯父のヘンドリックが、葬儀の席でレンブラントに警告する。「あの絵はおまえに災難をもたらす。破って描き直せ」その予言が当たるとも知らず、レンブラントは肖像画を完成させ、やがて破滅への道を進んでいく……。
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