ヒストリア(歴史のネタ)

まさかまさか自分がblogを始めるとは・・・(苦笑)。 授業に使えそうな「歴史のネタ」を中心に書いていこうと思います。

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信長は宗教を弾圧していない

信長に対する最大の誤解の一つを正しておきたい。
それは、信長は決して宗教を弾圧していないということだ。
では、「比叡山焼き討ち」「一向一揆の大虐殺」は一体何なのか?
あれは宗教団体を弾圧したのであって、思想を弾圧したのではない。
真の宗教弾圧とは、後に徳川幕府が行ったキリスト教禁教令のように、
「その宗教を信じる者は死刑に処す」、あるいは「追放する」という
ことだ。しかし、信長はそんなことはしていないのである。
宗教学者の山折哲雄氏も次のように述べている。
「信長はたしかに比叡山の宗教権威を地上に引きずり降ろした。
しかし、比叡山という霊場そのものの存在を否定したわけではない。
同じように一向一揆による政教一致(仏法領建設)のスローガンを
粉砕はした。けれども本願寺の存続までを拒絶したわけではなかった。」(蓮如と信長)
厳密に言えば、本願寺とは11年の長きにわたって戦争を続けていた
のだから、自分の家来たちに一向宗を禁じたことはあるかもしれない。
そうしないと軍事機密が漏れるなど、様々な支障をきたすからだ。
しかし、キリスト教禁教令のような形の、民衆に対する、あるいは
国(政府)としての禁教令は、後にも先にもいかなる宗派に対しても、
出したことは無いのである。

以上、井沢元彦氏の「逆説の日本史」より抜粋。
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